1234567892「子どもの権利条約」を知っていますか?この条例が目指す目標子どもはだれも差別されません。子どもの成長のために何がもっとも大切かを考えます。子どものいのちは何よりも大切にされます。保護者は、子どもを守る責任があります。子どもは、自分のことについて自由に意見をいい、自由に表現することができます。子どもは、虐待(不当な扱い)から守られます。プライバシー・名誉が守られます。遊びやレクリエーションを楽しむ権利があります。成長に害があるものから守られます。子どもは、生まれながらにして今を生きる権利の主体です。世田谷区では地域が一体となって、子どもの権利が保障されるまちを文化として築いていくことを目指しています。その実現のため、世田谷区では平成13年に「世田谷区子ども条例」を定め、令和7年4月に「世田谷区子どもの権利条例」に改正しました。子どもは、生まれながらにして今を生きる権利の主体であり、自分らしく、幸せに生きる権利を持っています。私たち区や大人は、子どもの思いや意見を受けとめ、子どもとともに、子どもにとって最もよいことを考え、実現していきます。子どもが身を置くあらゆる場において、子どもに関わるあらゆる人によって、子どもの権利が当たり前に保障され、子ども自身が子どもの権利を実感できる文化と社会をつくり出し、発展させ、継承していきます。世界の中には、差別をされたりして苦しんでいる子どもがたくさんいます。子どもは一人ひとりが大切な人間です。かけがえのないいのちをもつ一人の人間として尊重されなければなりません。そこで、国際連合の総会で、「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」が採択され、日本は1994年に批准しました。この「子どもの権利条約」のねらいは、どの子も幸せに生きることができるようにすることです。世田谷区子どもの権利条例
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