せたがや子育て応援ブック2025
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万が一のために溺れた!まずは気道の確保!呼吸が停止している、あるいは極端に弱くなっている時は安全な場所で心肺蘇生法(胸骨圧迫・人工呼吸)を行いながら、救急車を呼ぶ。意識がある時は体を温めて医療機関へ。気道の確保のやり方子どもを仰向けに寝かせ、片方の手のひらを患者の額に、もう片方の手の人差し指と中指を下あごの先に当てて下あごを押し上げるように。指であごを支えながら持ち上げ、頭を後ろにそらせる。心肺蘇生法1 気道確保して、額を押さえている手で患者の鼻をつまむ。2 ゆっくり1秒ほど患者の胸が軽くふくらむ程度に息を吹き込む(2回)。3 胸骨圧迫に進む。①乳児(1歳未満) 両乳頭を結ぶ線と胸骨が交差する部分の少し足側を指2本で圧迫する。 胸の厚さの約1/3沈むまで押し下げる。 圧迫は1分間に100回から120回のテンポで。 人工呼吸は、胸の上がりが見える程度の量を約1秒かけて2回吹き込む。 胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を組み合わせて、絶え間なく続ける。②小児(1歳以上16歳未満) 胸の真ん中に両手又は、体格によっては片手で圧迫する。 胸の厚さの約1/3沈むまで押し下げる。 圧迫は1分間に100回から120回のテンポで。 人工呼吸は、胸の上がりが見える程度の量を約1秒かけて2回吹き込む。心肺蘇生法は万が一の時のためにやり方を覚えておくようにしましょう!!(乳児の場合)(小児の場合)出典:東京消防庁HP 胸骨圧迫30回と人工呼吸2回を組み合わせて、絶え間なく続ける。113

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